トップトピックスセンターについて医師のキャリア支援大分県の医療医師の募集
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大分県地域医療支援センターは、地域における医療ニーズおよび医療提供体制の実態を把握・分析し、医師のキャリア形成支援と地域中核病院の医師不足の支援を行うことにより、医師の地域偏在解消を図ることを目的として設置された。

具体的には以下の事業を実施する。

1.地域中核病院の医療提供体制の把握・分析
2.医師および医療機関等に対する地域医療研修会の開催、レジナビフェア参加
3.医学生に対する地域医療セミナーの開催
4.医師のキャリア形成支援
5.情報発信と総合相談窓口の開設
6.医師の地域医療機関への配置調整

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平成25年度 合同説明会

日時

場所

対象

平成25年6月30日(日) 12時30分~16時(受付12時~)

全労済ソレイユ 7階 カトレア(大分市中央町4-2-5 TEL097-533-1121

全国の医学生(学年は問いません)

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『レジナビフェア2013 in 福岡』に参加しました!

 去る3月3日に「レジナビフェア2013 in 福岡」が開催されました。今年から大分県病院群として出展することとなり、大分県地域医療支援センター/大分大学医学部地域医療学センターが中心となり、より多くの学生の皆さんに大分県下の病院と研修プログラムを知って欲しいという願いのもと、早い時期から出展の準備に取り組みました。なんと言っても今年は臨床研修病院のご協力をいただき、大分県病院群が一覧できる『大分県臨床研修病院パンフレット』の作製に力を注ぎました。大分県知事より学生さんに向けたメッセージから始まり、臨床研修病院・研修プログラムの紹介、そして女性医師支援、さらには大分の風土や食文化まで盛り込んだ他県に引けを取らない充実した内容のパンフレットが出来上がり、多くの学生さんに配布されました。

 レジナビフェア当日は大分県の場所が目立つように大きな垂れ幕を掲げ、胸には熱い思いを書き綴った「大分県Tシャツ」を纏い、ブースの表には大分県病院群・大分大学医学部の紹介-DVDを大画面テレビで放映し、手土産にザビエル菓子を添えたりと、ありとあらゆるPR活動を行ってきました。その甲斐もあり、大分県ブースを訪問してくれた学生さんの数は97名と昨年の2倍ほどの人数でした。

各病院のブースで学生さんは研修指導担当の先生やその病院で働く研修医、事務の方々と話をし、熱心に耳を傾けていました。中でも研修医の先生が語るリアルな研修体験は話をする研修医の先生側も熱が入りブース内は熱気に包まれていました。 一人でも多くの学生さんが大分で研修をしてみたいと思ってもらえるように今後も支援を継続していきたいと思います。

ご協力いただきました研修病院の担当の皆様、大分県医療政策課の皆様、そして足を運んでくれた学生の皆さんのおかげで大盛況に終わりました。ありがとうございました。学生の皆さん、研修に際して分からないことがあれば、大分県地域医療支援センターもしくは大分大学医学部地域医療学センターへお気軽にご相談ください。

文責:大分大学医学部附属地域医療学センター
石井稔浩

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■全参加学生 752名(昨年647名) ■大分県ブース訪問学生数97名

■出身大学別

大分大学28 名
九州大学15 名
産業医科大学11 名
熊本大学9 名
佐賀大学7 名
福岡大学6 名
宮崎大学5 名
鹿児島大学5 名
久留米大学4 名
長崎大学2 名
その他5 名

■学年別

1年 0 名
2年 1 名
3年 12 名
4年 61 名
5年 22 名
不明 1 名

■出身地別

福岡県 20 名
長崎県 6 名
宮崎県 6 名
鹿児島県 5 名
熊本県 3 名
佐賀県 2 名
その他 25 名

■大分県の臨床研修病院

大分県の基幹型臨床研修病院
(13病院)を紹介します。

『地域医療セミナー in 国東』に行ってきました。

今年で2回目の地域医療セミナーを開催しました。当セミナーは大分県地域医療支援センターと大分大学医学部地域医療学センターが主催し実施しています。大分大学医学部の使命は大分県の医療への貢献でありますが、そこで学ぶ医学部学生にとって、大学以外の医療を経験する機会まだまだ十分ではありません。大分の田舎に滞在してゆっくりと文化や食に浸り、大学より一般的な地域の医療や福祉を学び、そして実感してもらえたらと思います。

さて、その思いをくみ取ってくれた学生さんが春休みにもかかわらず、今年は20名参加してくれました(昨年より7名増)。医学科1年生が1名、2年生4名、3年生8名、4年生4名、5年生3名でした。他の学年と一緒に実習するというスタイルは斬新で、同時に縦学年での交流や繋がりももてたのではないかと思います。

バスを貸し切り国東市へ出発。道中は他己紹介でアイスブレーク。そして国東といえば「仏の里」、ですので今回は文殊仙寺というお寺にお世話になりました。修行体験!とまではいきませんが、長い長い階段を上り、精進料理を食べ、住職のありがたいお話を拝聴し、護摩焚きも体験しました。護摩焚きは皆の印象強くに残ったようで、心が清められたようでした。その後は富くじロードを散策しながら、ホテル「いこいの村国東」に向かいました。到着して心も体も清められた状態で昼過ぎからはワークショップを行いました。まず国東市長の三河明史様より市の概略のお話をしていただき、国東市民病院院長の籾井眞二先生には国東医療圏についてのご講話いただきました。その後は国東市民病院副院長の小川芳明先生や姫島村診療所院長の三浦源太先生、地域連携室やホットネットのスタッフの皆さま、市役所や保健所の皆さまに温かく迎えていただき、その方々も一緒巻き込んでのグループワークを行いました。テーマは「在宅医療がすすまない理由」と題して、国東市民病院で在宅連携がうまくいかなかった一例を提示。そこからイメージを膨らませ、地域もしくは国全体が在宅移行へすすんでいかない「障壁」について、話し合っていただきました。KJ法を利用しての議論のため多くの意見が捻出され、白熱した議論となりました。

そのままの流れで、夕方から懇親会/情報交換会が行われました。会に先立ち、今回実習が叶わなかった姫島村診療所院長の三浦源太先生に「離島医療」についてのご講話をいただきました。その後は国東市長や病院の方々と新鮮な魚料理を囲んでの交流を行いました。懇親会の後は学生さんも春休みということで、田舎の静かな夜をゆったり過ごしてもらいました。

次の日は朝から2名ずつグループに分かれてリハビリや訪問、診療所/クリニックなど様々な部署で実習を行いました。実習先病院としては国東市民病院のほか、「あさひクリニック」、「富来.Kクリニック」、「福永胃腸科外科医院」、「むさし整形外科医院」、「メープル尽クリニック」の施設が快くご協力して下さいました。学生さんは皆インタビューテーマ(課題)をもって医療スタッフや患者さんに質問を投げかけ、そしてそこで得たものを持ち帰って情報交換をしてもらいました。

学生の皆さんにとって、こういった取り組みへの参加は必ず財産となり、今後の医療に対する視野を広げることに繋がってゆくと期待します。また患者によって医師は成長させてもらいますが、同時に地域の現場やスタッフの方々も一人の医師を支え、大きく育ててくれます。休日にもかかわらず国東市役所や国東市民病院をはじめ、多くの方々に支えられ学ばせていただきました。ご協力いただいた国東の皆さまには心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

文責 大分大学医学部附属地域医療学センター
石井稔浩

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